自慢の良妻賢母!

自慢の良妻賢母!

我が家は平凡な4人家族だと思っていました。
良妻賢母という言葉が当てはまる妻と、絶対に結婚させたくない可愛い娘と、やんちゃ坊主な息子と私という家族でした。
どこにでもありそうな家族ではありましたが、たった1つだけ違いました。
それほど収入が良くない私なのに、妻のお陰で早いうちに家を建てることが出来ました。
しかも、夫の収入が良くない妻は見た目がそれなりなのに、妻のやりくりのお陰で常に美しい妻でした。
知らない人が見たら、私の収入がものすごく良いのではないかと勘違いされてしまうほどです。

 

そんな素晴らしい妻と結婚出来たことを、私は人生の誇りとしていました。
こういうのはあまり自慢するべきことではありませんが、酔うと必ず友達には自慢していました。
記憶にはないのですが、いつも私は「うちの奥さんは美人で何でも出来て素晴らしい」と言っているようです。
いくら友達とは言え、そんなことを酔って話しているなんて恥ずかしいですね!

 

しかし、本当に心からそう思っている部分がありました。
妻の鏡だと思っていたし、世の奥様方達に見習ってもらいたいなと思うほど自慢の妻だったのです。
料理は上手いし、子どもの服もササッと作ってしまいます。
彼女には出来ないものなど何もないのではないかと思ってしまうくらいで、仕事が終わると出来るだけ寄り道をしないで家に帰るようにしていました。
外で遊んで帰るよりも、家に帰った方が幸福度が高いからです。
結婚して10年が経っても、そんな状況が続いていました。
本当に心底幸せな男だと思っていましたよ。

 

ところが、娘が小学校に入ってから微妙にずれてきました。
娘は色々なことにチャレンジしたかったようで、沢山の習い事を希望していました。
しかし、私の収入では限界があります。
妻がどんなにやりくりしていても習い事への出費は厳しく、内職を始めると言い出しました。
今の世の中、インターネットを利用してのお仕事が沢山あるようで、娘の習い事の費用くらいは簡単に稼げるとのことでした。
それほど体が強い妻ではないので、無理だけはしないように許しました。
1日に1〜2時間弱くらいなので、そんなに負担はないみたいでした。
自分のやったことに対しての対価があるということに喜びを感じたのか、今までよりも活き活きとしていったのを覚えています。


 
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